ナチス時代の体制派美術の問題(1) : 大ドイツ美術展に女性の裸体画を出展した画家の経歴について

書誌事項

タイトル別名
  • ナチス ジダイ ノ タイセイハ ビジュツ ノ モンダイ(1)ダイ ドイツ ビジュツテン ニ ジョセイ ノ ラタイガ オ シュツテン シタ ガカ ノ ケイレキ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

type:text

新制大学創立70周年記念特集号

ナチス時代の「体制派美術」は、ヒトラーの美術観の下に写実性を重視した独自の保守的傾向の美術と見做される。だがいかなる美術的背景から生じたものかは十分に検証されていない。本稿では特徴的な女性の裸体画を大ドイツ美術展に出展した画家達の経歴を洗い出す作業によって美術教育の場や創作の地域性を検討した。コロナ禍で現地調査ができず、作品分析等は今後の課題とし、公開されたデータベースと文献による検討を試みた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ