色素増感太陽電池の作製教材の考察

書誌事項

タイトル別名
  • シキソ ゾウカン タイヨウ デンチ ノ サクセイ キョウザイ ノ コウサツ
  • Consideration teaching resource of fabricating dye sensitized solar cell

この論文をさがす

抄録

type:text

近年,国民に太陽電池への関心が高まっている。本研究では,太陽電池を作製する教材を用いて講習会を行い,受講生の理解した内容を調査し,教材の効果と教授内容について考察した。今回用いた教材は,色素増感太陽電池の作成教材であり,太陽光発電の手法や技術について興味を持たせ,エネルギー変換の一部の技術について理解する事を目的とするものである。この教材は,用いる材料や動作原理などが一般的な太陽電池とはやや異なるものの,基本的な発電機構は同じであるので,太陽電池の理解には十分である。講座は,色素増感太陽電池の作成と太陽光からのエネルギーの取得の効果,太陽電池の種類,特徴,変換効率などの講義を行った。講義対象は,小学生高学年から高校生までを対象とし,講座によって,対象構成を分けている。対象を高校生中心にした場合では,作製した素子の基本的な特性の測定を行っている。講義と実験後に,その教材についての手法,内容,理解度等についてアンケートをとり,その結果より考察を行った。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ