大学初年次教育における電磁気学についての概念調査の実施報告

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タイトル別名
  • Implementation Report on Brief Electricity and Magnetism Assessment in Introductory College Physics
  • ダイガク ハツ ネンジ キョウイク ニ オケル デンジキガク ニ ツイテ ノ ガイネン チョウサ ノ ジッシ ホウコク

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抄録

山陽小野田市立山口東京理科大学工学部1年生向けに開講している電磁気学の入門的講義において,電磁気学についての概念調査(Brief Electricity and Magnetism Assessment,BEMA)を実施した結果を報告する。本調査の問題は全問選択式の出題形式であり,ここではBEMA[Chabay-Sherwood(1997)]の日本語版[土佐幸子訳(2014)]を使用した。調査対象は,筆者らがそれぞれ授業を担当した成績上位クラスと下位クラスである。最初の授業時にプレテストを実施し,通常の授業の最後(定期試験の直前)にポストテストを実施した。ここでは,この調査のプレ・ポストテストの採点結果を統計的に処理し,BEMA の有効性を論じた文献で報告されている調査実施の解析例と比較する。さらに,本講義の中間試験(電気分野)と定期試験(磁気を含む分野)の採点結果との相関を調べ,その解析結果をまとめて報告する。

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