課題探究として証明することのカリキュラム開発 : 中学校第2学年数学科の領域「数と式」及び「図形」における学習の構想

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  • カダイ タンキュウ ト シテ ショウメイ スル コト ノ カリキュラム カイハツ : チュウガッコウ ダイ2 ガクネンスウ ガッカ ノ リョウイキ 「 カズ ト シキ 」 オヨビ 「 ズケイ 」 ニ オケル ガクシュウ ノ コウソウ

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本研究は,中学校数学科第2学年の領域「数と式」及び「図形」において,課題探究として証明することの学習を実現するためのカリキュラム開発の方向性を提案することを目的とする。そのために,はじめに,課題探究として証明することの学習を実現するためのカリキュラム上の問題点を整理する。次に,これらの問題点を解消するために,学習指導要領解説の項目と,第2学年で意図される学習レベル及びその移行とを対応づけ,これによって諸課題への対処可能性を検討する。その上で,「文字を用いた式でとらえ説明できること」及び「三角形や平行四辺形の性質」の授業場面において課題探究として証明するための学習を構想し,諸課題への現実的な対応可能性を例示する。最後に,第2学年のカリキュラムについて今後の課題を指摘する。

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春期研究大会論文集. 1:17-24 (2013)

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