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Abstract
本研究では,複数のプロジェクタを用いて4次元光線空間を生成する手法を提案し,これにより異なる距離に配置された複数のスクリーンにそれぞれ異なる画像を個別に表示する新たな情報提示方法を実現する.複数のプロジェクタを設置して光線を投射するとき,各スクリーンには異なるプロジェクタから発せられた複数の光線が到達するが,その組み合わせはプロジェクタとスクリーンとの位置関係に応じて異なる.そこで,我々は各スクリーンに表示したい目標画像の輝度勾配を保つことを制約条件にして,各プロジェクタから投影する画像を決定する.これにより,従来法と比較してコントラストを高く保った場合でもアーティファクトの少ない画像を投影可能となる.提案手法の有用性を確かめるためシミュレーション及び実環境実験を行い,その結果を示す.
Journal
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- 画像電子学会誌
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画像電子学会誌 45 (3), 287-295, 2018-01-25
一般社団法人画像電子学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050295834376525952
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- NII Article ID
- 120007125106
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- NII Book ID
- AA12563298
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- ISSN
- 13480316
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- HANDLE
- 10061/14426
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles