地域在住高齢者の主観的健康感とフレイルとの関連について

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タイトル別名
  • Relationship between subjective health and frailty in community-dwelling elders
  • チイキ ザイジュウ コウレイシャ ノ シュカンテキ ケンコウカン ト フレイル ト ノ カンレン ニ ツイテ

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抄録

〔目的〕本研究の目的は地域在住高齢者を対象に主観的健康感とフレイルとの関連を明らかにすることである。 〔対象と方法〕対象は貝塚市内在住60歳以上の男性54名(平均年齢75.4±6.6歳)、 女性161名(平均年齢73.0±6.7歳)、 計215名(平均年齢73.6±6.8歳)である。 調査項目は、 年齢、 性別、 BMI、 筋力、 骨格筋指数、 歩行速度、 フレイル5項目、 うつ状態、 服薬数、 認知機能、 主観的健康感を実測または自記式調査した。 〔結果〕主観的健康群と主観的不健康群の2群比較ではフレイル分類、 GDS分類、 服薬数で有意差(p<0.05)を認めた。 ロジスティック回帰分析の結果、 フレイルであること、 GDS得点が高くうつ傾向またはうつ状態であること、 服薬数が多いことは主観的不健康感の独立関連因子であることが示唆された。 〔結語〕主観的健康感はフレイル、 うつ傾向・うつ状態および服薬の多さが関連していることが明らかとなった。

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