新型コロナウイルス感染症が学生生活に及ぼした影響 : 北海道大学歯学部6 年生へのアンケート調査

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  • Influence of COVID-19 infection on the student life : questionaries to the 6th grade students of School of Dental Medicine of Hokkaido University

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抄録

2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により,北海道大学歯学部6 年生(49期生)は3月から長期にわたり臨床実習の停止を余儀なくされ,一方では学生・教員ともに慣れない中,オンライン授業というこれまでに経験したことのない形態での講義が始まった.同年9 月より臨床実習が再開されたが,臨床実習は本来同 年9 月で終了するはずであったので,不足分を補うために班によっては同年11月まで延長することとなった.2021年1 月の歯科医師国家試験を無事受験することはできたが,6 年生がどのようにこの状況を捉えていたのか,また学生生活にどのような影響を及ぼしたのかについて,国家試験終了後にアンケート調査を行った.その結果,オンライン授業についてや,歯科研修医採用試験などの進路については「満足している」などの肯定的な意見が多かった半面,臨床実習についてはやや不満であり,診療参加型臨床実習後客観的臨床能力試験についてはやや否定的な意見が見受けられた.

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