書誌事項
- タイトル別名
-
- The Submarine Telegraph Cable Network in the British Empire
- ダイエイテイコク ニ オケル デンシン ケーブルモウ
この論文をさがす
抄録
かつてイギリスは大英帝国と称され,覇権国家としてその地位を謳歌していた。その繁栄の背景には,世界中の植民地・自治領から得る利益と,世界に先駆けて実現した産業革命による工業化があった。しかしながら,産業革命では後発国であったアメリカ合衆国やドイツがその後の経済発展により台頭し,それまでのイギリスの地位は安泰とは言えなくなった。このような状況下,イギリスは海外の植民地等を保全し,後発国に対する経済的・軍事的な優位性を確保するよう,19世紀中葉に実用化された電気通信を利用した。 本稿では,新たな通信手段である電信技術に焦点を当て,19世紀から第一次世界大戦までの時期において,イギリスはどのように電信技術を利用したのかを検証する。
収録刊行物
-
- 中国学園紀要
-
中国学園紀要 (20), 37-44, 2021-06-16
中国学園大学/中国短期大学
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390572176332155392
-
- NII論文ID
- 120007168117
-
- NII書誌ID
- AA11806598
-
- ISSN
- 13479350
-
- NDL書誌ID
- 031773044
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可