大学生における注意欠如・多動性障害傾向と自閉症スペクトラム障害傾向の関係について

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Attention Deficit / Hyperactivity Disorder( ADHD) Tendency and Autism Spectrum Disorder( ASD) Tendency in University Students
  • ダイガクセイ ニ オケル チュウイ ケツジョ ・ タドウセイ ショウガイ ケイコウ ト ジヘイショウ スペクトラム ショウガイ ケイコウ ノ カンケイ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

背景:質問紙調査による大学生の注意欠如・多動症/ 注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder;以下ADHD)傾向と自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder;以下ASD)傾向の調査を行い両者の関連を調査した。 方法:対象者は大学1年生で「心と健康 ストレス」の授業を履修した後、質問紙調査に回答した186名(男性38名 女性148 名)を対象とした。 結果:ADHD傾向とASD 傾向には有意な正の相関が見られた。ADHD傾向が高い学生はASD傾向も高く、両者に関連が見られた。 考察:この結果より、ADHD傾向とASD傾向両方の特性を持つ学生が存在する可能性があることを学校側が考慮しその症状に対応をすることにより、学生の授業や学生生活への負担が少なくなることが考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ