電子相関計算用積分変換モジュールの開発

  • 望月 祐志
    アドバンスソフト(株)・東京大学 生産技術研究所
  • 長嶋 雲兵
    産業技術総合研究所グリッド研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Integral Transformation Modules for Correlated Calculations
  • デンシ ソウカン ケイサンヨウ セキブン ヘンカン モジュール ノ カイハツ

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抄録

分子軌道計算において配置展開に基づいて電子相関を導入する場合、積分は基底関数の添字から分子軌道の添字に変換しておく必要がある。特に、基底関数の総数に対して4乗量である2電子積分の変換は計算コストが大きいために、演算数を可能な限り減らして効率的に処理することが重要となる。そこで、山本と長嶋によるアルゴリズム (J. Comp. Chem., 9, 627 (1988) ) に基づいて閾値以上の積分のみを扱い、さらに基本線形代数ルーチンDAXPYとDDOTを導入して高速化を図った2電子積分変換モジュールを開発した。

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参考文献 (32)*注記

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