J. ザイマンのアカデミック科学モデル J. Ziman's Model on Academic Science

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

    • 三宅 苞 MIYAKE Shigeru
    • 社会技術研究システム システム研究センター Researcher, Research Institute of Science and Technology for Society (RISTEX)

抄録

J. ザイマンは、1960年代より金属物理学の研究を進める傍ら、科学者共同体による知識生産という視点から数多くの科学論の書を著し、この分野でも注目されてきた。しかし、日本においては、これまで幾つかの訳書はあったものの、その科学論についての詳細な検討はなされてこなかった。本論は、『パブリック・ノレッジ』から最近の『リアル・サイエンス』までの主要著書を採り上げ、比較検討し、ザイマンの思考の変遷を明かにする。特に、ザイマン科学論の特徴であるアカデミック科学のモデル化とポスト・アカデミック科学批判について考察する。さらに、ザイマンの欧米での最近の論評に注目し、日本の科学論の中での展開可能性を探る。

This is one of the earliest works in Japan to introduce Ziman's arguments on science and discuss it. His major books on science studies, i.e., <i>Public Knowledge</i>, <i>Reliable Knowledge</i>, <i>Prometheus Bound</i>, <i>and Real Science</i> are reviewed relatively and his argument of knowledge production in academic science is presented as Ziman' model. The acceptance of Ziman's model in Europe and U.S. are surveyed. Finally, the application of Ziman's model to the arguments of science studies in Japan is discussed.

収録刊行物

  • 社会技術研究論文集

    社会技術研究論文集 2, 21-29, 2004

    社会技術研究会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    130000064385
  • 本文言語コード
    UNK
  • ISSN
    1349-0184
  • NDL 記事登録ID
    7738262
  • NDL 雑誌分類
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要) // ZM2(科学技術--科学技術一般--大学・研究所・学会紀要)
  • NDL 請求記号
    Z71-L593
  • データ提供元
    NDL  J-STAGE 
ページトップへ