Quaternary crustal movement and coseismic uplift along Muroto Peninsula

Bibliographic Information

Other Title
  • 室戸半島の第四紀地殻変動と地震隆起

Abstract

高知から室戸岬にかけての土佐湾北東部の海岸に沿って,標高数百m以下に海成段丘がよく発達している.特に室戸岬に近い半島南部では,段丘面の幅が広くなり,発達高度がより高いことから,切り立った海食崖と平坦な段丘面のコントラストが印象的であり,海成段丘地形の模式地として地理や地学の教科書等に頻繁に取り上げられてきた.本コースの見どころは,室戸沖で発生する地震性地殻変動と海成段丘形成史とのかかわりについて,これまでの研究成果をふまえて,傾動隆起などを実際に観察できることにある.さらに,ここ数千年間の地震隆起様式について,地形・地質学的証拠と測地・地球物理学的な見解に相違点があることを,現地を見ながら確認できる.<br>

Journal

Citations (1)*help

See more

References(9)*help

See more

Related Projects

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top