見晴らしのよい場所からあるべき システムを考える‐デジタルライブラリ,デジタルアーカイブ, 機関リポジトリを超えて‐

  • 宇陀 則彦
    筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科

書誌事項

タイトル別名
  • We have to consider systems from a vantage point: what exactly are the needs? --Beyond digital libraries, digital archives, and institutional repositories
  • 見晴らしのよい場所からあるべきシステムを考える--デジタルライブラリ,デジタルアーカイブ,機関リポジトリを超えて
  • ミハラシ ノ ヨイ バショ カラ アルベキ システム オ カンガエル デジタル ライブラリ デジタル アーカイブ キカン リポジトリ オ コエテ

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抄録

本稿はあるべきシステムをイメージするためにはバンテージポイントから大局的に眺める必要があることを主張する。現在,デジタルライブラリ,デジタルアーカイブ,機関リポジトリなどさまざまなシステムが存在するが,そのどれもが図書館,文書館,博物館,美術館のシステム担当者が求めるシステムとは一致しない。そこにはおそらくまだ概念化されていない「あるべきシステム」が存在するに違いない。本稿ではそのシステムを提供する主体を「リソースプロバイダ」と定義し,あるべきシステムを考えるための視点を与える。最も重要な視点は利用者のメンタルモデルである。<br>

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 51 (3), 163-173, 2008

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (1)*注記

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