Peritumoral spared areaにリング様濃染を認めたFNH様過形成結節の1例

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書誌事項

タイトル別名
  • A case of an FNH-like hyperplastic nodule presenting ring enhancement in a peritumoral spared area on single level dynamic CT during hepatic arteriography
  • 症例報告 Peritumoral spared areaにリング様濃染を認めたFNH様過形成結節の1例
  • ショウレイ ホウコク Peritumoral spared area ニ リング ヨウノウセン オ ミトメタ FNH ヨウ カケイセイ ケッセツ ノ 1レイ
  • 症例報告 胆道出血に対し肝動脈塞栓術が有効であった肝細胞癌の1例
  • ショウレイ ホウコク タンドウ シュッケツ ニ タイシ カン ドウミャク ソクセンジュツ ガ ユウコウ デ アッタ カン サイボウ ガン ノ 1レイ
  • Successful treatment of hemobilia associated with biliary tract infiltration of hepatocellular carcinoma by transcatheter arterial embolization: a case report

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抄録

症例は21歳男性.腎炎の経過観察中に,USにて低エコー,単純CTにて高吸収を呈し,dynamic CTおよびMRIにて早期相で造影される多発結節を認めた.レボビスト造影USのpost vascular imageやSPIO MRIでは,Kuppfer細胞の存在を示唆され,USガイド下針生検では,FNH様過形成結節と診断されたが,single level dynamic CTHAにてリング様濃染を結節様高吸収域内部に認めた.周辺肝が脂肪肝を呈したため,結節血流流出部がspared areaとなり,リング様濃染部に相当する領域を含めて画像上結節様に観察されていたと考えられた.過形成結節においても,肝細胞癌に特徴的とされるリング様濃染を呈することがあると考えられ報告した.<br>

収録刊行物

  • 肝臓

    肝臓 47 (12), 574-581, 2006

    一般社団法人 日本肝臓学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (26)*注記

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