面内方向通水性能試験装置を用いたジオシンセティックス排水材の土中での通水性能評価

  • 三井 仁哉
    神戸大学大学院,工学研究科,市民工学専攻
  • 原 健二
    太陽工業株式会社,研究開発本部,技術研究所
  • 三宗 桂司
    神戸大学大学院,工学研究科,市民工学専攻
  • 蔡 鍾吉
    神戸大学,都市安全研究センター
  • 澁谷 啓
    神戸大学大学院,工学研究科,市民工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATING IN-SOIL AND PLANE HYDRAULIC TRANSMISSIVITY OF GEOSYNTHETICS DRAINS BY LABORATORY TEST
  • メン ナイホウコウ ツウスイ セイノウ シケン ソウチ オ モチイタ ジオシンセティックス ハイスイザイ ノ ドチュウ デ ノ ツウスイ セイノウ ヒョウカ

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抄録

近年頻発する豪雨災害に対して,プラスチック・ドレーンなどのジオシンセティックス排水材(以下,GS排水材とする)を効果的に配置した盛土構造物を構築することを試みている.盛土内でGS排水材を使用する場合,土中での目詰まり現象1)や盛土荷重による通水断面の減少によってその面内方向通水性能は低下するため,土中での通水性能の適切な評価は工学的に重要であり,その排水能力の変化を考慮した現場設計は極めて重要となる.そこで,本研究は,特に土中での排水材の断面形状の変化に着目して,地盤工学会基準案の面内方向通水性能試験(JGS T-932)に準拠した試験装置を利用し,粒形の異なる3種類の土を用いて排水材の上下を土で挟み込み,土中を模擬したGS排水材の面内方向通水性能の変化を評価した.

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