神経根型腰部脊柱管狭窄症におけるＭＲミエログラフィーによる神経根圧迫形態の評価

DOI Web Site 参考文献2件
  • 加藤 慎也
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学
  • 青田 洋一
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学
  • 上杉 昌章
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学
  • 國谷 洋
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学
  • 高 倫浩
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学
  • 齋藤 知行
    横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

書誌事項

タイトル別名
  • Compression patterns of nerve root on magnetic resonance myelogram in patients with lumbar spinal canal stenosis
  • シンケイ コンガタ ヨウブ セキチュウカン キョウサクショウ ニ オケル MR ミエログラフィー ニ ヨル シンケイ コン アッパク ケイタイ ノ ヒョウカ

この論文をさがす

抄録

神経根型腰部脊柱管狭窄症における神経組織の圧迫部位，圧迫形態，圧迫部位と椎間板との相対的位置関係をMRミエログラフィーで検討した．2003年4月から2008年7月までにMRミエログラフィーを撮像した椎間孔狭窄以外の神経根型腰部脊柱管狭窄症の48例を対象とした． 平均年齢は68.2歳，男性25例，女性23例であった．障害神経根は65根（L3 : 1，L4 : 10，L5 : 46，S1 : 8）であった．圧迫部位は全例椎間板高位に一致していた．圧迫部位は硬膜部が8根（L3 : 1，L4 : 5，L5 : 2，S1 : 0），硬膜管からの神経根の分岐部が57根（L3 : 0，L4：5，L5：44，S1 : 8）であった．圧迫部位に神経根の内方化を伴うものは30根（L3 : 0，L4 : 1，L5 : 25，S1 : 4）であり，内方化を伴わない外側陥凹部で前方方向の圧迫が35根（L3 : 1，L4 : 9，L5 : 21，S1 : 4）であった．

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ