長時間着座姿勢における連動型腰椎用ＣＰＭの腰痛予防効果の根拠

• 青田 洋一

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

• 齋藤 知行

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

• 上杉 昌章

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

• 加藤 慎也

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

• 高 倫浩

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

• 國谷 洋

  横浜市立大学大学院医学研究科運動器病態学

書誌事項

タイトル別名

• Whole body movement and human-seat interface pressure distribution during dual lumbar continuous passive motion
• 長時間着座姿勢における運動型腰椎用CPMの腰痛予防効果の根拠
• チョウジカン チャクザ シセイ ニ オケル ウンドウガタ ヨウツイヨウ CPM ノ ヨウツウ ヨボウ コウカ ノ コンキョ

抄録

長時間着座における腰痛を緩和するための持続受動運動(continuous passive motion: CPM)装置として椅子のlumbar support に収縮性エアバッグを設置したもの(腰CPM)がすでに市販されているがその効果は限定的である．われわれが独自に開発した装置は座面にもエアバッグを設置しlumbar supportと座面を連動運動させるものであり，一方の縮小時に他方が拡大する連動逆位相型と両者が同時収縮する連動同位相型とがある．いずれの動作様式も腰CPMより優れた腰痛予防効果を有している．今回，健常学生13人を対象としてエアバッグの各種収縮条件での全身の姿勢と座面上の圧分布を検証した．腰CPMと比較した連動型の長所は同位相型では骨盤の前方移動を抑制しつつ前方回旋を獲得できることであり，逆位相型では腰椎や骨盤傾斜角の変化量が有意に大きいことと推察された．

収録刊行物

• 日本腰痛学会雑誌

  日本腰痛学会雑誌 15 (1), 122-131, 2009

  日本腰痛学会

キーワード

• 腰痛
• エルゴノミクス
• 持続的受動運動

詳細情報

• CRID: 1390001204442614784
• NII論文ID: 130000152040
• NII書誌ID: AA11488721
• DOI: 10.3753/yotsu.15.122
• ISSN: 18821863
• ISSN: 13459074
• NDL書誌ID: 10487538
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10487538
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010051360
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可