舌下神経核におけるコリン作動性大型終末“C-terminal”の起始細胞の同定
書誌事項
- タイトル別名
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- Origin of C-terminals in the Rat Hypoglossal Nucleus
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抄録
骨格筋支配の運動ニューロンには,その細胞体や樹状突起近位部にC-terminalとよばれるコリン作動性大型終末が接している。われわれのグループは既に脊髄前角に分布するC-terminalの起始細胞が脊髄VII層に存在することを明らかにした。本研究では,舌下神経核に分布するC-terminalの起始細胞を同定するため,まず舌下神経核にFluoro-Goldを注入して逆行性標識を行い,小胞性アセチルコリントランスポーター(VAChT)に対する免疫組織化学染色との組合せにより,舌下神経核に投射するコリン作動性ニューロンが局在する領域を明らかにした。次に,その各領域にBiotinylated dextran amineを注入して順行性標識を行い,VAChTに対する免疫組織化学染色との組合せにより,それらの領域がコリン作動性大型終末を舌下神経核に送っているかどうか検証した。その結果,中間網様核及び延髄網様核腹側部のコリン作動性ニューロンが舌下神経核にC-terminalを送っていることを確認した。
収録刊行物
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- 杏林医学会雑誌
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杏林医学会雑誌 40 (3), 51-65, 2009
杏林医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204893092608
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- NII論文ID
- 130000259024
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- ISSN
- 1349886X
- 03685829
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可