意識障害にて発症したｍｅｎｉｎｇｅａｌ　ｍｙｅｌｏｍａの１例

• 番場 誉

  長野中央病院内科

• 清水 武彦

  長野中央病院内科

• 中島 勉

  長野中央病院内科

• 望月 峻成

  長野中央病院内科

書誌事項

タイトル別名

• A case of meningeal myeloma manifestated by consciousness disorder.

抄録

症例は49歳,女性. IgGλ型の多発性骨髄腫であったが,発症当初から髄膜刺激症状を認め,意識障害も出現した,血漿交換療法を施行するも反応なく急速に昏睡へと移行し,脳CT上,多発性低吸収域を残した.また髄液中に異型形質細胞と単クローン性蛋白の出現が認められ, meningeal myelomaを合併したものと思われた.骨髄腫の髄膜侵襲と考えられるmeningeal myelomaは非常にまれな疾患であり,本症は貴重な症例と思われた.

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 81 (5), 726-727, 1992

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 多発性骨髄腫
• 意識障害
• 髄液

詳細情報

• CRID: 1390001206440054016
• NII論文ID: 130000899914
• DOI: 10.2169/naika.81.726
• COI: 1:STN:280:DyaK38zotFekug%3D%3D
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• PubMed: 1512503
• Web Site: http://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/81/5/81_5_726/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1993057947
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可