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- 梅津 昭彦
- 東北学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Reconsideration on the Causation in Non-Life Insurance Contract
- 陸上保険契約法における因果関係論再考--火災保険契約における保険者免責条項を素材として
- リクジョウ ホケン ケイヤクホウ ニ オケル インガ カンケイロン サイコウ カサイ ホケン ケイヤク ニ オケル ホケンシャ メンセキ ジョウコウ オ ソザイ ト シテ
- ―火災保険契約における保険者免責条項を素材として―
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抄録
保険金請求権者は,その請求に際して保険事故と発生した損害との間の因果関係を証明しなければならない。また,保険者は保険金支払を拒絶する場合の一つとして,保険者免責事由に該当することを主張し,発生した損害とその原因事実との間の因果関係を証明しなければならない。いずれにせよ,保険契約において保険金請求が認められるか否かは「因果関係」の存否が問題となる。そこで,因果関係論は,これまで海上保険契約においては整理・検討されてきたところであるが,本稿は,これまでの因果関係に関する理解を整理し,火災保険契約における保険者免責条項に限ってではあるが近時の判決例を整理・検討することにより,陸上保険契約における因果関係論を再考するための素材を提供する。
収録刊行物
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- 保険学雑誌
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保険学雑誌 2007 (598), 598_93-598_112, 2007-09-30
日本保険学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680139126784
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- NII論文ID
- 130001015091
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- NII書誌ID
- AN00228119
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- ISSN
- 21855064
- 03872939
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- NDL書誌ID
- 8961216
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可