破骨細胞型巨細胞をともなった小腸平滑筋肉腫の１例

• 吉田 健一

  済生会熊本病院消化器病センター

• 多田 修治

  済生会熊本病院消化器病センター

• 上野 直嗣

  済生会熊本病院消化器病センター

• 藤本 貴久

  済生会熊本病院消化器病センター

• 須古 博信

  済生会熊本病院消化器病センター

• 神尾 多喜浩

  済生会熊本病院消化器病センター病理

書誌事項

タイトル別名

• Leiomyosarcoma with osteoclast-like giant cells in the small intestine

抄録

症例は67歳女性. 左下腹部痛の精査のため行った小腸X線検査にて, 空腸に手拳大の隆起性病変を認めた. CTでは腸間膜リンパ節の腫大も認め, Gaシンチにて, 腫瘍部とリンパ節に一致して異常集積像を認めたため, 小腸悪性リンパ腫の診断のもと小腸部分切除術を施行した. 病理学的には, 固有筋層に連続しながら紡錘形細胞が増殖しており, 免疫染色にて平滑筋肉腫と診断した. また間質には破骨細胞型巨細胞の出現をともなっていた.

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 100 (4), 440-447, 2003

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 小腸平滑筋肉腫
• 破骨細胞型巨細胞

詳細情報

• CRID: 1390282681371940608
• NII論文ID: 130001070672
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi1964.100.440
• COI: 1:STN:280:DC%2BD3s3gtFWjtQ%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 12722351
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003250233
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
  • Crossref
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可