書誌事項
- タイトル別名
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- Contribution of Lateral and Primary Leaves to the Development and Quality of 'Kyoho' Grape Berry
- 副梢葉が"巨峰"ブドウの生長と品質に及ぼす影響〔英文〕
- フク ショウヨウ ガ キョホウ ブドウ ノ セイチョウ ト ヒンシツ ニ オヨ
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抄録
果実の成熟促進を目的として,着色開始期から結果枝上の葉面積を約1500cm2に制限し,果房着生節より先端部(約1000cm2)の本葉と副梢葉の葉面積の割合を変えて果実の成熟を調査し,本葉と副梢葉の特性を比較した.<BR>1.副梢葉0%区と30%区に比べ,副梢葉70%区と100%区では成熟が早く進み,果汁の糖含量,果皮のアントシアニン含量の蓄積や滴定酸度の減少が早かった.<BR>2.成熟期に,処理に用いた新梢と無処理の新梢の本葉と副梢葉の光合成速度を測定した.副梢葉は本葉よりも光合成速度が高く,新梢の基部付近の本葉の光合成速度は著しく低かった.この本葉と副梢葉の光合成活性の違いが成熟の早晩につながったと思われる.<BR>3.硬核期における葉の内部形態,無機成分含量には本葉と副梢葉の間で差異は認められなかった.
収録刊行物
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- 園芸学会雑誌
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園芸学会雑誌 63 (3), 515-521, 1994
一般社団法人 園芸学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206301418240
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- NII論文ID
- 130001152251
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- NII書誌ID
- AN00025257
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- ISSN
- 1880358X
- 00137626
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- NDL書誌ID
- 3908895
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可