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- 道田 泰司
- 琉球大学教育学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Question-Asking Training in a College Lecture Class on Learners’ Attitudes and Ability to Ask Questions
- ジュギョウ ニ オイテ サマザマ ナ シツモン ケイケン オ スル コト ガ シツモン タイド ト シツモンリョク ニ オヨボス コウカ
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抄録
本研究の目的は, 大学での半期の授業の中でさまざまな形で質問に触れる経験をすることが, 質問に対する態度や質問を考える力に効果を及ぼすかどうかを検討することであった。授業では毎回, グループで質問を作ること, 個人で質問書を書くことに加え, 半期に1回グループで発表させることで, 質問することが必要となる場面を作った。授業初回と学期の最後に, 質問に対する態度の自己評定と, 文章を読んで質問を出す課題を行った。2年度に渡る実践の両方において, 学期末の調査で質問に対する態度が全般的に向上しており, 質問量も増加していた。質問量の増加は, 事実を問う質問や意図不明の質問によるものではなく, 高次の質問の増加である可能性が示唆された。その変化がどのように生じたのかを知るために, 質問量と質問態度それぞれについて, 事前テストでの成績によって学生を4群に分けて事後テスト結果を検討した。その結果, 事前テスト上位群以外の学生の質問量および質問態度が向上していることが示された。以上の結果より, さまざまな形で質問に触れる経験をさせた本実践の効果が示された。
収録刊行物
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- 教育心理学研究
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教育心理学研究 59 (2), 193-205, 2011
一般社団法人 日本教育心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679762614016
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- NII論文ID
- 130001340422
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- ISSN
- 21863075
- 00215015
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- HANDLE
- 20.500.12000/24555
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- NDL書誌ID
- 11181816
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可