ヘボン (James Curtis Hepburn: 1815-1911) の書簡にみる救療事業
書誌事項
- タイトル別名
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- James Curtis Hepburn (1815-1911) and Medical Treatment Aid
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抄録
本稿は, 開国後の来日宣教医および来日アメリカ人医師の第1号であるヘボンが本国に送った書簡を中心に, 彼が行った救療事業について述べたものである。ヘボンが行った救療事業は, キリスト教宣教の手段であった。ヘボンは1861年4月から9月までの神奈川宗興寺における6ヶ月間と, さらに1862年12月に横浜の居留地39番に居を移してから1879年春までの合計18年間, 救療事業を行った。ヘボンの書簡の中に記されている内容は幕末・維新期にかけてのわが国の民衆の疾病状況あるいはヘボン自身が行った手術などを詳細に知らせてくれる。ヘボンの行った救療事業は完全無料であり, 当時わが国に欠けていた社会事業を補完するものと考えてよい。
収録刊行物
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- 医学図書館
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医学図書館 25 (3), 123-129, 1978
特定非営利活動法人 日本医学図書館協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204278053760
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- NII論文ID
- 130002022620
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- ISSN
- 18845622
- 04452429
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可