書誌事項
- タイトル別名
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- Perception and Pronunciation of English Phonemes by Young Japanese Children
- ニホンジン ヨウジ ニ オケル エイゴ コウセイ オンソ ノ チカク ト ハッセイ
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抄録
日本語母語話者にとって, 日本語にない英語の音韻の差異(例えば, /r/と/l/)に気づくことは難しい。本研究では, 日本人幼児における英語の構成音素の知覚・発声能力を調べ, それと英単語の反復の難しさとの関連を検討した。研究1では, 英語の音声を構成する主要な音素を, CV音韻構造, または, 同一の音素の順序を変えたVC音韻構造で幼児(3, 4歳児35名, 5, 6歳児29名)に聴覚提示し, 反復再生させた。その結果, /vI/, /ðI/, /zI/, /lI/の刺激に含まれる頭子音の反復が難しかったが, 少なくとも2割程度の子どもが, 正しく反復することができた。また, CV音韻構造よりも, VC音韻構造が難しかった。研究2では, CV音韻構造での各音素の正反応率(研究1)を用いて, 1音節英単語反復の正反応率(5, 6歳児15名の成績)を予測した。その結果, 1音節英単語反復の正反応率のばらつきが18%説明されることが分かった。英語の構成音素を知覚・発声することの難しさは, 日本人幼児が英単語の音声を聞き取り, 発声することの難しさの一部であることが示唆された。
収録刊行物
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- 教育心理学研究
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教育心理学研究 59 (4), 441-449, 2011
一般社団法人 日本教育心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679760406144
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- NII論文ID
- 130002151068
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- ISSN
- 21863075
- 00215015
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- NDL書誌ID
- 023420767
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可