伊豆地塊北端部，伊豆衝突帯の地質構造

• 小田原 啓

  神奈川県温泉地学研究所

• 林 広樹

  島根大学総合理工学部

• 井崎 雄介

  島根大学総合理工学部

• 染野 誠

  （株）パスコ

• 伊藤 谷生

  帝京平成大学

書誌事項

タイトル別名

• Geological structure of the Izu collision zone, northern border of the Izu block, southern Kanto, Japan

抄録

神奈川県西部から静岡県東部にかけての地域は，伊豆弧と本州弧の衝突帯に位置し，様々な活構造が分布する．特に神縄断層や国府津-松田断層，およびそれら断層によって分布を規制される更新統の足柄層群については，伊豆弧衝突の最前線として，島弧衝突帯のテクトニクスに関する様々な研究成果が報告されてきた．近年，大規模な地下構造探査プロジェクトにより，この地域のプレート構造について新たな知見が得られ，再び注目を集めている．本見学旅行では，本地域に分布する活断層の露頭や足柄層群に挟在される火砕流堆積物を見学し，本地域の衝突テクトニクスに関して議論する．

収録刊行物

• 地質学雑誌

  地質学雑誌 117 (Supplement), S135-S152, 2011-09-01

  一般社団法人 日本地質学会

キーワード

• 伊豆衝突帯
• 足柄層群
• 活断層
• 伊豆地塊北端部

詳細情報

• CRID: 1390282681218890112
• NII論文ID: 130003363860
• DOI: 10.5575/geosoc.117.s135
• ISSN: 13499963
• ISSN: 00167630
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/117/Supplement/117_117.S135/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可