2011 年東北地方太平洋沖地震で被災した盛土での余震観測と地震動の評価

• 秦 吉弥

  Graduate School of Eng., Osaka University

• 野津 厚

  Engineering Seismology Division, Port and Airport Research Institute

• 常田 賢一

  Graduate School of Eng., Osaka University

書誌事項

タイトル別名

• Aftershock Observation and Ground Motion Evaluation at the Earth Banks in Yamamoto Town Damaged by the 2011 Tohoku Earthquake

抄録

宮城県亘理郡山元町では、2011年東北地方太平洋沖地震の地震動による道路盛土および宅地造成盛土の深刻な被害が多数発生した。本研究では、被災地点における地震動を明らかにすることを目的とし、被災地点等において余震観測を実施した。得られた記録を分析したところ、被災地点の地震動は強震観測地点であるKiK-net山元と山元町役場のいずれかの地震動に類似しているものと考えられた。本震時の波形が残されていない山元町役場については拡張型サイト特性置換手法を用いて本震時の波形の再現を行った。

収録刊行物

• 日本地震工学会論文集

  日本地震工学会論文集 13 (3), 3_57-3_60, 2013

  公益社団法人 日本地震工学会

キーワード

• 地震動
• 余震観測
• 盛土
• 2011年東北地方太平洋沖地震

詳細情報

• CRID: 1390282680335759360
• NII論文ID: 130003376264
• DOI: 10.5610/jaee.13.3_57
• ISSN: 18846246
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可