書誌事項
- タイトル別名
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- Students With Intellectual Disabilities' Access to the General Curriculum: A Review of Standards-Based Reform in the United States
- ベイコク スタンダード ・ ベース カイカク ニ オケル チテキ ショウガイ ノ アル ジドウ セイト エ ノ ツウジョウ カリキュラム ノ テキヨウ
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抄録
米国では、学力向上と格差の縮小を目的とした「スタンダード・ベース改革」が行われている。連邦法において、障害のある児童生徒に対しても、スタンダード・ベース・カリキュラムの適用と試験への参加が義務づけられた。その一方で、知的障害のある児童生徒については、障害特性に応じた機能的生活カリキュラムが適用されてきた。本稿では、スタンダード・ベース改革の法的枠組みを明らかにし、知的障害のある児童生徒へのスタンダード・ベース・カリキュラムの適用に関する議論を整理した。その結果、(1)教育改革の一環として、障害のある児童生徒が試験へ参加することにより学校の指導・支援状況が評価されること、(2)知的障害のある児童生徒については、教育内容・方法に大幅に変更が加えられるが、代替スタンダードに基づいて評価をしなければならないこと、が明らかになった。今後、代替スタンダードの内容設定と、評価方法の実践的検討を進める必要がある。
収録刊行物
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- 特殊教育学研究
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特殊教育学研究 49 (5), 445-455, 2012
一般社団法人 日本特殊教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204652608896
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- NII論文ID
- 130003376446
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- NII書誌ID
- AN00172513
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- ISSN
- 21865132
- 03873374
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- NDL書誌ID
- 023566817
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可