ラフィノース(オリゴ糖)の口腔内免疫機能に及ぼす影響

• 沼部 幸博

  日本歯科大学歯学部歯周病学講座

• 三浦 雅美

  日本歯科大学歯学部附属病院総合診療科

• 鴨井 久一

  日本歯科大学歯学部歯周病学講座

書誌事項

タイトル別名

• Effect of Oligosaccharide, Raffinose on the Oral Immune System

抄録

ラフイノースは,砂糖の原料となるビート(甜菜)からできるオリゴ糖の一種である。本研究では,ラフイノース連続投与の全身および口腔内環境に及ぼす影響を検索する目的で,ラフイノース摂取前後の末梢血および唾液中の成分変化を調べた。その結果,ラフイノースには正常値の範囲内ながら,末梢血および唾液のLDH(乳酸脱水素酵素)を上昇させるとともに,唾液中の歯周病原性微生物の増殖抑制効果があることが示された。

収録刊行物

• Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock

  Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock 17 (3), 358-367, 2002

  公益社団法人 日本人間ドック学会

キーワード

• ラフイノース
• オリゴ糖
• 唾液
• LDH(乳酸脱水素酵素)

詳細情報

• CRID: 1390282679313168256
• NII論文ID: 130003380957
• DOI: 10.11320/ningendock1986.17.358
• ISSN: 21865019
• ISSN: 09140328
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003150028
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可