潰瘍性大腸炎と粘膜治癒  [in Japanese] Mucosal healing in ulcerative colitis  [in Japanese]

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Author(s)

    • 藤谷 幹浩 FUJIYA Mikihiro
    • 旭川医科大学内科学講座消化器・血液腫瘍制御内科学分野 Division of Gastroenterology and Hematology/Oncology, Department of Medicine, Asahikawa Medical University
    • 高後 裕 KOHGO Yutaka
    • 旭川医科大学内科学講座消化器・血液腫瘍制御内科学分野 Division of Gastroenterology and Hematology/Oncology, Department of Medicine, Asahikawa Medical University

Abstract

潰瘍性大腸炎では臨床所見を指標として活動性が評価される.しかし,臨床症状が改善しても,内視鏡的,組織学的に炎症が残存している例が多く,このような例では長期の寛解が得られない.そこで,粘膜に炎症所見が認められない状態,いわゆる粘膜治癒を治療エンドポイントとすることが提唱されている.これまでの研究から,粘膜治癒症例では,長期の寛解が維持され,腸管切除の頻度も低いことが明らかにされた.しかし現状では,粘膜治癒の定義や判定時期が明確ではなく,粘膜治癒が得られない例への対応も確立されていない.今後,粘膜治癒の定義を統一し,治療法別に経時的な粘膜治癒達成率を明らかにしていくと同時に,粘膜治癒が得られない例に対する新規治療法の開発が期待される.<br>

Journal

  • Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi

    Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 110(11), 1900-1908, 2013

    The Japanese Society of Gastroenterology

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