進行膵癌に対する陽子線治療後に仮性動脈瘤から胆管メタリックステント内に出血をきたした1例

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  • Hemobilia into a metallic biliary stent due to pseudoaneurysm: a case report

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抄録

症例は48歳,男性.局所進行膵癌にてゲムシタビン併用陽子線治療を施行後に,胆管閉塞に対して胆管メタリックステントを留置した.引き続き化学療法を行うも腹痛をともなう黒色便と黄疸を認めた.胆管ステントからの胆道出血および右肝動脈仮性動脈瘤を認め,同部位からの出血と診断した.出血コントロールのため右肝動脈仮性動脈瘤に対しシアノアクリレートにて塞栓術を施行し,約4カ月後に永眠されるまで再出血を認めなかった.<br>

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