書誌事項
- タイトル別名
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- A case of gastric mucosal laceration due to seat belt injury
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抄録
症例は69歳,男性.車を運転中に電信柱のワイヤーに乗り上げ横転.シートベルトは装着しており,表面的外傷や疼痛なくそのまま帰宅した.事故後6時間経過して嘔気・黒色便・吐血があり来院.CTで胃内に造影剤の漏出と思われる所見があり,緊急内視鏡検査を施行.噴門直下小彎に粘膜裂傷および活動性出血を認め,内視鏡的止血術を行った.鈍的外傷による胃損傷の頻度は少なく,内視鏡的止血術を行った症例はまれであり,報告する.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 111 (1), 92-97, 2014
一般財団法人 日本消化器病学会