Development of fixed-abrasive tool with spiral groove for decreasing the loading

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抄録

本論文では,固定砥粒工具において目詰まりを低減するために,表面にらせん状の溝を有する工具を提案 する.表面の溝構造は,表面に巻き付けたらせんワイヤによって形成され,切り屑の排出性を高めるため,工具の寿命を伸ばす効果がある.研削実験を通して,従来の固定砥粒工具が容易に目詰まりするのに対して,らせん溝を有する工具はほとんど目詰まりしないことを確認した.また,これによって微小砥粒を用いることが可能になり,研削加工による鏡面仕上げを実現した.

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 65 (6), 821-825, 2013

    東京大学生産技術研究所

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