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書誌事項
- タイトル別名
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- A Case Report of Acute Compartment Syndrome (ACS) on Laparoscopic Intersphincteric Resection for Advanced Rectal Cancer
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抄録
手術に関連するAcute compartment syndrome(ACS)は稀であり,早期の診断と加療が重要である.腹腔鏡下内肛門括約筋切除術後に下肢のACSをきたした症例を経験したので報告する.症例は進行下部直腸癌の40歳代男性.術前検査で側方リンパ節転移が疑われ,術前化学療法後に腹腔鏡下内肛門括約筋切除術および治療的両側側方リンパ節郭清術を施行した.体位は開脚頭低位を基本とし,会陰操作と側方リンパ節郭清時は頭低位かつ砕石位とした.手術時間は331分で出血は80mlであった.術後19時間に左下肢の激痛を認め,精査によりDVTは否定されACSの診断で発症後7時間に緊急減張切開術を施行した.primary sutureにより創部治癒し,その他の合併症を認めず術後13日で退院となった.術後14ヵ月現在,ACSの後遺症を認めず無再発経過観察中である.
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 67 (2), 97-102, 2014
日本大腸肛門病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679831583488
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- NII論文ID
- 130003394576
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可