イヌにおける好酸球性肺浸潤症候群の1例

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  • Pulmonary infiltrates with eosinophilia syndrome in a dog.

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抄録

元気消失と呼吸促迫を呈した4歳齢の雌シェパード犬について臨床病理学的検査を行った結果, (1) X線検査における瀰漫性肺浸潤像 (2) 末梢血における好酸球数の増加 (42%) を伴う白血球増多 (51200/μl), (3) IgGの著増 (4100mg/dl) を伴う高蛋白血症 (11.7g/dl), (4) 骨髄における好酸球系細胞の著増, (5) 気管支洗浄液における好酸球の相対的増加および細胞質内IgG保有細胞の増加が認められた.

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