公共放牧地における地方病性牛白血病清浄化対策の応用

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タイトル別名
  • An attempt to eradicate bovine leukemia virus infection in a public pasture.
  • 公共放牧地における地方病性牛白血病清浄化対策の応用〔英文〕
  • コウキョウ ホウボクチ ニ オケル チホウビョウセイ ウシ ハッケツビョウ セ

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抄録

1985年から1987年までの間に, 放牧牛の約半数が牛白血病ウイルス(BLV)抗体陽性を示した公共放牧地の黒毛和種(575頭)について, 清浄化対策を試みた. BLV抗体は入牧前と退牧後に検査した. アブの発生時期を配慮して陰性牛と陽性牛を分離し, 子牛は陰性陽性を問わず母牛と共に放牧した. 成牛の陽転率は, アブ発生直後に分離した初年次を除きいずれも低率であり, 子牛の陽転率は陽性及び陰性牛群とも極めて低く, 清浄化対策のモデルとなり得ることが示唆された.

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