超高真空原子間力顕微鏡による化合物半導体へき開面の接触および非接触原子分解能観察

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Atomic resolution image of cleaved surface of compound semiconductors observed with ultrahigh-vacuum atomic force microscope in contact and noncontact modes

抄録

「AFMは本当に探針先端の1個の原子と試料表面の1個の原子の間に働く単一の原子間力を測定しているのか?」という疑問が投げかけられている.そこで,AFMによる単原子観察条件解明のためのひとつのアプローチとして,UHV-AFMを用いて化合物半導体へき開面の観察を行った.接触モードの測定では,GaAsとInP, InAs, ZnSSeの(110)へき開面で原子分解能観察に初めて成功した.またInP (110)へき開面において非接触モードのUHV-AFM観察を行った結果,初めて原子分解能観察に成功するとともに,接触モードでは観察することができなかった格子欠陥も観察することができた.

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 64 (6), 583-587, 1995

    公益社団法人 応用物理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679573902080
  • NII論文ID
    130003593425
  • DOI
    10.11470/oubutsu1932.64.583
  • COI
    1:CAS:528:DyaK2MXmslert7Y%3D
  • ISSN
    21882290
    03698009
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ