交通手段選択における所要時間信頼性の影響と交通サービス途絶時の利用者の意識変化に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF TRAVEL TIME RELIABILITY ON MODE CHOICE BEHAVIOR OF COMMUTERS AND TRAVEL BEHAVIOR CHANGE BEFORE/AFTER PUBLIC TRANSPORTATION SERVICE CLOSURE

抄録

本研究では, 交通手段選択モデルとしての非集計行動モデルの説明変数に所要時間の信頼性を加えたモデルの構築を試みた. 信頼性を所要時間の変動として捉え, 過去に経験している最小所要時間と最大所要時間を用いて手段選択モデルを構築した. ニュータウンを対象にアンケート調査を実施し, パラメータを推計するとともに災害や事故などで主要交通機関が停止した場合の事前・事後分析を行った.<br>結論として平常時においては, 平均所要時間と最小所要時間の差のウェイトが高いこと, そして主要交通機関がストップすると最大所要時間に対する注目度が上昇することが判明した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (632), 29-40, 1999-10-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (6)*注記

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