有明海の潮汐変動特性と沿岸構造物の影響

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抄録

有明海では, ノリの色落ちや貝類の激減など環境の異変が現れているが, その詳細な原因については不明のままである. 本研究では, 新しく開発した浅水流動解析法 (平面2次元) を用い, 詳細な地形データに基づく数値シミュレーションを中心に, 沿岸堤防や港湾, ノリ網設置などの潮汐変動・物質拡散におよぼす影響などの物理環境特性の変化を調べた. その結果, たとえば諌早干拓潮止め堤は, 諌早湾口外の潮流や循環に影響を及ぼすなど, 人為的な改変の影響をある程度明かにできた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204550823168
  • NII論文ID
    130003807332
    10012725206
  • NII書誌ID
    AN00359809
  • DOI
    10.2208/proce1989.49.1061
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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