有明海干潟底泥の水質浄化能力と物理的かく乱による能力強化に関する研究  [in Japanese]

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Author(s)

    • 原田 浩幸
    • 熊本大学工学部環境システム工学科土木環境系
    • 滝川 清
    • 熊本大学沿岸環境教育・研究センター

Abstract

本研究は有明海の泥質干潟底泥と砂質干潟底泥コアサンプルを用いて現地での脱窒速度を推定する式を提案した. Lineweaver-Burkの式に調査地の間隙水の硝酸態窒素濃度を適用すると泥質干潟底泥: 14.02, 砂質干潟底泥: 7.59 (単位: mg-N/m2/d) となった. 次に, 浄化能力とその強化のための物理的かく乱が水質的にどのように反映するかを検討した. 物理的かく乱によって, アンモニア態窒素は海水より2.5mg/l低下し, 硝酸態窒素は砂質カラム浸透水で1.0また泥質カラム浸透水で2.5mg/l増加し, 硝化・脱窒は砂質・泥質干潟素底泥カラムとも促進された. リン酸態リンは砂質カラム浸透水でかく乱の影響はなく, 低い値を示した. 泥質カラム浸透水はかく乱によって海水より1.0mg/l減少した. CODはかく乱によって砂質カラム浸透水で2.2mg/l海水より低下した. 泥質カラム浸透水では海水より低くなることはなかった.

Journal

  • PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE

    PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE (49), 1121-1125, 2002

    Japan Society of Civil Engineers

Codes

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