台風の風域場と降雨場の数値シミュレーション

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抄録

台風は, 環境への大きなインパクト, 災害の外力となる気象現象であり, これにより発生する局地的で強い風域場, 降雨場の再現は海岸工学上, 極めて重要な外力シミュレーションである. 本研究では, 簡易台風モデル (光田・藤井モデル) とMASCONモデル, さらにメソ気象モデル (MM5) による風域場の比較を行う. 次いで, 洪水や集中豪雨による河川・海岸系での土砂輸送問題に必要な, 豪雨のシミュレーションが, MM5でどの程度再現できるかを検討する. 台風に伴う強風場の再現性の評価は, 台風9918号による周防灘での高潮シミュレーション結果により行った. 一方, MM5による豪雨解析では, 台風0215号により発生した韓国東海岸で総雨量900mm以上の降雨場の再現計算を行った.

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  • CRID
    1390282679526533760
  • NII論文ID
    130003807685
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.1241
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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