浮遊物の挙動予測に向けた海洋レーダーの適用性評価

• 中辻 啓二

  大阪大学大学院土木工学専攻

• 西田 修三

  大阪大学大学院土木工学専攻

• 清水 隆夫

  (財) 電力中央研究所環境科学研究所

• 坂井 伸一

  (財) 電力中央研究所環境科学研究所

• 松山 昌史

  (財) 電力中央研究所研究企画グループ

• 坪野 考樹

  (財) 電力中央研究所地球工学研究所

• 森 信人

  大阪市立大学大学院工学研究科

Abstract

浮遊物の移動や集積問題等, ラグランジュ的挙動解析への海洋レーダーの適用性について, GPS漂流ブイ等を用いた現地実験と粒子追跡シミュレーションによって, 評価・検討を行った. 観測には時間分解能に優れたDBF短波レーダーを用いた. 漂流ブイの移動速度への追従性や漂流軌跡の再現性について評価を行った結果, 十分な精度を有することがわかった. また, レーダーにより得られた表層流速場を基に浮遊粒子の挙動シミュレーションを行ったところ, 流れ場の収束性が高い海域で粒子の集積傾向が認められ, 浮遊物の挙動解析へのレーダーの有用性が示された.

Journal

• PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE

  PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE 51 1436-1440, 2004

  Japan Society of Civil Engineers

Keywords

• General Chemical Engineering

Details

• CRID: 1390282679526310656
• NII Article ID: 10023980289
• NII Article ID: 130003807728
• DOI: 10.2208/proce1989.51.1436
• ISSN: 18848222
• ISSN: 09167897
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
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