大気・波浪・海洋結合モデルによる台風9918号の高潮・高波の追算

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抄録

大気・海洋間の運動量, 熱, 物質の交換には, 風波が重要な役割をする. 運動量交換のモデル化には, Wave-induced stressのような風波により発生する比較的大規模な大気乱流による形状抵抗, breaker stressの定義による白波砕波減衰と吹送流への運動量変換モデル, および波齢の高いfast waveに対する波浪増幅・減衰機構の定式化が必要となる果. これらの研究成は, 波浪推算モデル, メソ気象モデル, 海洋モデルのカップラーの一部として連結系数値モデルに導入することで実用化される. 本研究では, MM5, WW3, POMの結合モデルをMPMD方式で並列計算する数値計算システムを構築し, 台風9918による八代海・有明海および周防灘における高潮, 高波の追算を行った.

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  • CRID
    1390282679526421632
  • NII論文ID
    130003807751
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.236
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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