CIVA/Level set法による越波・遡上の数値解析

抄録

本論文は, 複雑な地形形状を有する場合の海岸波動現象を安定かつ高精度に計算可能な非構造格子を用いたCIVA/Level set法に基づく数値波動水路を提案するものである. 自由表面流れ解析における流れ場の計算には, Smagorinskyモデルに基づくLESの基礎方程式に対してSUPG/PSPG法に基づく安定化有限要素法を適用した. また, 自由表面位置の計算には基礎方程式である移流方程式に対して高精度に解析が可能なCIP法に基づくCIVA法を用いた. 数値解析例として, 越波問題, 遡上問題を取り上げ, 実験結果およびVOF法に基づく解析結果との比較を行い, 本手法の有効性を示した.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679526239360
  • NII論文ID
    130003807778
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.36
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ