一方向流中に置かれた多孔質体による乱流の生成・減衰過程に関する基礎実験

抄録

固液混相流場における乱流特性を明らかにするための基礎的実験として, 一方向流中に設置された多孔質体の間隙部およびその近傍の流速を, 屈折率整合法およびSuper-Resolution PIV法を用いて計測した. レイノルズ数を3通りに変えて行った実験から得られたデータをもとに, 渦度, 乱れの運動エネルギー, 乱れエネルギーの散逸率などを求め, 流れが多孔質体を通過して下流域に流出する間のこれらの生成・減衰機構について考察した. その結果, 無次元化された乱れの運動エネルギーの生成・減衰過程は, レイノルズ数に依存しない形で表されることが明らかになった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679526025088
  • NII論文ID
    130003807845
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.661
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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