東京湾奥部における浮泥堆積層厚の空間分布特性

Abstract

東京湾奥部において, 音波探査装置を用いて浮泥堆積層厚のデータを取得した. さらに陸域起源のシルト粘土分の輸送堆積過程を再現する数値モデルを構築して長期再現計算を行い, 堆積分布の形成要因を検討した.現地調査結果から, 閉鎖的な海域である東京港内の一部において浮泥の著しい堆積域が見られ, 堆積厚は50cm以上であった. その一方で, ほとんど堆積が見られない領域が存在するなど複雑な分布を示していた.数値計算結果は相違点も見られたものの, 全体的な傾向はある程度再現されており, 局所的な堆積性状は底面せん断応力の分布に対応することが示唆された.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282679527082368
  • NII Article ID
    130003807915
  • DOI
    10.2208/proce1989.51.981
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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