アレルギー性皮膚疾患の検査法
書誌事項
- タイトル別名
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- 貼布試験と接触皮膚炎
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抄録
貼布試験は接触皮膚炎であることが明らかな患者に限らず, 慢性湿疹患者にも試みるべきである。貨幣状湿疹様皮疹を有する5例で, クローム感作によることが判明し, 以後の管理に成功しえた。また, 機械油皮膚炎のうち, 5例にCr+6貼布試験陽性をみ, 機械油, カッチング油および流動パラフィン中へのCr+6混入の可能性が示唆されたが, 発光分光分析で全検体にCrを認めず, 共通して検出されたのはCuとSiとであった。昭和47年における当科接触皮膚炎患者502例中, 医原性のものは122例で, その頻度は24.3%であった。医原性接触皮膚炎患者における貼布試験の陽性頻度では, 水銀系薬剤がもっとも多く, ついで, hexachlorophene, ラノヒドロ級還元ラノリン, 抗白癬剤, deodrant系殺菌剤, ラノリン, chloramphenicolおよびdiphenhydramineの順であった。
収録刊行物
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- 皮膚
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皮膚 16 (3), 288-293, 1974
日本皮膚科学会大阪地方会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679777350528
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- NII論文ID
- 130003842747
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- ISSN
- 1884541X
- 00181390
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可