エンドウのエリシターシグナルの伝達初期過程におけるジアシルグリセロール生成
書誌事項
- タイトル別名
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- Elevation of Diacylglycerol during the Early Stage of Elicitor-signal Transduction in Pea(Pisum sativum).
- Elevation of Diacylglycerol during the
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抄録
エリシターの認識とそのシグナル伝達機構を解析する目的で,エンドウ上胚軸組織におけるジアシルグリセロール生成量を調べた。この結果,エリシター処理組織においては,処理後1分以内に急速なジアシルグリセロールの生成が認められたが,ホスホリパーゼCの阻害剤であるネオマイシンやエンドウ褐紋病菌のサプレッサーの共存下には,その生成は著しく阻害された。この結果は,細胞内におけるイノシトール3リン酸を定量した既報の結果と一致し,ホスホリパーゼC活性の一過的上昇がエリシターシグナルの伝達に必須であることを強く示唆する。このことは,細胞内のジアシルグリセロール濃度の上昇を引き起こすジアシルグリセロールキナーゼ阻害剤(R59022)で処理された組織では,エリシターの処理によって誘導されるファイトアレキシンの生成量が約4倍に増加することからも支持された。
収録刊行物
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- 日本植物病理学会報
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日本植物病理学会報 64 (5), 485-487, 1998
日本植物病理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206402128128
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- NII論文ID
- 110002732863
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- NII書誌ID
- AN0019269X
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- ISSN
- 18820484
- 00319473
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- NDL書誌ID
- 4597837
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可