實驗的膵臟障碍時ニ於ケル肝臟ノ解毒機能ニ就テ

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タイトル別名
  • 第四編藥物ニヨル影響

抄録

家兎ニ於テ植物神經毒或ハ「ゼクレチン」注射ニヨリ膵臟ノ外分泌機能状態ヲ變化セシメ、次イデ膵管内ニ「オレフ」油ヲ注入シテ急性膵臟壊死ヲ惹起セシメタル後、一日ヲ經テ其ノ肝臟ノ剔出灌流ヲナシ、「サントニン」處理機能ヲ指標トシテ肝臟ノ解毒作用ヲ檢スルニ、豫メ「ゼクレチン」「ヒヨリン」或ハ「ピロカルピン」ヲ注射シテ膵液分泌ヲ亢進セシメ置キタル場合ハ、之等藥物ヲ注射セズシテ單ニ急性膵臟壞死ヲ惹起セシメタル對照ニ比シ、肝臟解毒機能ノ蒙ル障碍度ハ明ニ大ナリ。而シテ「アトロピン」或ハ「アドレナリン」ニテハ殆ド斯ル影響ヲ示サズ。

収録刊行物

  • 實驗消化器病學

    實驗消化器病學 12 (11), 1850-1856, 1937

    財団法人 日本消化器病学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205397112320
  • NII論文ID
    130003972678
  • DOI
    10.11405/nisshoshi1926.12.11_1850
  • ISSN
    21851166
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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