高速道路のトンネル, サグにおける渋滞現象に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON CONGESTION PHENOMENA AT TUNNELS AND SAGS ON MOTORWAYS
  • コウソク ドウロ ノ トンネル サグ ニ オケル ジュウタイ ゲンショウ ニ

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抄録

1980年代の初頭から, わが国の高速道路のいくつかのトンネルや縦断勾配の変化するサグなどが交通容量上のボトルネックになることが知られてきた. 本稿は, これらの地点において観測された交通現象を報告するとともに, ボトルネックとなる理由と渋滞のメカニズムに関する仮説を述べたものである. これらの地点の容量は, 渋滞が発生する前においても通常の単路容量と比べるとかなり低いが, 一旦渋滞が発生すると一段と容量が低下し, 渋滞長が長くなるに従い, ますます低下してしまう. 本稿では, この現象のメカニズムを追従挙動に基づいて分析し, ドライバーが渋滞列の中を走行する時間と周囲の明るさ等が追従挙動と関連していることを示唆している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (458), 65-71, 1993-01-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (23)*注記

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参考文献 (1)*注記

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